i3-wmのすゝめ
本記事はDMMグループ '20卒内定者 Advent Calendar 2019 - Adventar6日目の記事となります.
本当は研究で使っている技術を軽くまとめて記事にしようと思ったのですが,研究で使ってる環境がぶっ壊れてしまい,それどころじゃなくなったので急遽i3-wmの紹介をします! (また別日にやります...)
執筆開始時点で12/06 22:37...記事の作成が間に合うのか...!?
i3-wmとは?
i3-wm(あいすりーうぃんどうまねーじゃ)はX上で動作するタイル型のウィンドウマネージャです.
macOSやWindowsのデフォルトのものの他にも,LinuxでもGNOMEやKDE,Xfce,MATEといった多くのデスクトップ環境ではフロート型のウィンドウマネージャを採用しています.
こんな感じのいろんなサイズのウィンドウを重ねたり自由に配置できるスタイルですね.
i3-wm上でもフローティングスタイルにすることもでき,丁度こんな感じになります.
一方でタイル型ってどんな感じ?と思われる方も多いでしょう.
こんな感じで画面をウィンドウと呼ばれる区間に分割して表示できるんですよ!
格好いいでしょう?
小さいウィンドウがやだ!というときはタブにまとめたり,ウィンドウを増やすなど様々なやり方があります.
i3-wmの動きはhttps://youtu.be/BlH66xj5JXMで見られますよ!
(クッキークリッカーがかなり重い...i3-wmは軽量だよ!)
具体的にどういうところがお好き?
- タイル型でキー操作のみなのでマウスに手を伸ばす煩わしさから開放される!
- カスタマイズで操作をvimに寄せられるのでホームポジションから移動しなくていい!(ウィンドウキー+hjklでウィンドウ間の移動ができる)
- いつも画面をいっぱいいっぱい有効活用が可能!
- ただのウィンドウマネージャなので,比較的軽量!
ちょっとアレなところ
- デスクトップ環境でなく,ウィンドウマネージャなので単体での機能が貧弱
- デフォルトでメニューバーとかが無い (dmenuからアプリ名で検索して起動とかになる)
- 慣れるまで使いづらいかも...
- アニメーションとか,ヴィジュアルにこだわる人には向いていないかも...
でも導入コストがお高いんでしょう?
i3-wmを既存のLinuxにインストールすることもできますが,Manjaro Linuxにデフォルトでi3-wmが導入されているManjaro-i3というものがあります.
こちらを使えば最初から,
- いい感じに設定済みで
- いい感じに見た目が整っていて
- いい感じにツールがインストール済み
のi3-wmが導入されています.
ちなみに僕のメインPCもManjaro-i3が動いています.
非常に快適で良き良き...
総括
一度慣れると他のスタイルが触れなくなるほどの驚異の中毒性を持つ,タイル型ウィンドウマネージャ...そのひとつであるi3-wmを紹介させていただきました.
今ではブラウジング以外でトラックパッドを触ることもほとんどなくなり,日常生活のストレスがかなり軽減されました(^ω^).
そんな効能も期待できるi3-wm,是非使ってみてはいかがでしょうか?
もしi3-wmが好きな方,興味が在る方がいらっしゃいましたら是非語り合いましょう.
雑な記事になってしまいましたが,読んでいただきありがとうございます.
※ 本記事執筆中(23:41時点)にノートPCの充電が切れてしまい,ノー下書き状態でPCが落ちるという災難に遭いましたが,はてなブログさんの優秀な自動バックアップ機構のおかげで記事を消失させずに済みました...本当にありがとうございます!!